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バーシーのあとのパーティー

さばいでぃー!

 

バーシーの儀式のあとのパーティーにお呼ばれしました、

ラオスのラオ子です。

 

「バーシー」とは、ラオス特有の文化で、

冠婚葬祭や何かの節目のときに行われる儀式です。

まだ私も体験したことがないので説明できませんが、

今回のバーシーは、体調を崩されていた課長の奥様が

良くなったことを祝うためのもの、とのこと。

 

1週間ほどまえに写真のような招待状が局員全員に手渡されました。

封筒から招待状を抜いて、そこにお金を入れて封をします。

相場はだいたい100,000KIP(=1300円)ですが、

私は初めてだし外国人だから50,000KIPぐらいでいいよと言われたので

その通り50,000KIPを入れて用意しました。

 

平日の昼間(普段なら働いている時間)に皆で車に相乗りし、

いざ課長の家へ!

 

パーティー、こんなかんじです。

 

入ってすぐに置いてあるこの入れ物に

お金が入った封筒を入れたら、

あとは勝手に好きな場所に座って食べたり飲んだりするスタイル。

爆音でシンセサイザーの半打ち込み生演奏が流れ、誰かが歌って、

みんななんとなく踊っている、ゆる~い感じ。

お隣カンボジアの結婚式を思い出して懐かしくなりました。

 

 

いつもはシンという巻きスカートに

ポロシャルやカッターシャツを着て出勤していますが

私も今日は「スア」と呼ばれる正装用の衣装を着ていきました。

首都のタラートサオという市場で、1300円で購入したもの。

オーダーメイドではありませんが、

買ってからウエストのあまりを詰めてくれました。

 

この町に来て初めて「スア」を着て出勤したので

みんな「綺麗なスアね!!」とほめてくれたのですが

その後に「でも靴(KEEN)と鞄(リュック)がイケてないわ!!」と

ダメ出しもいただきました(笑)

ハンドバッグとパンプスですね。わかりました用意します!

 

嬉しいことに、首都を出てから一回りお腹がへこんだので、

自分を甘やかさないように今の状態でもう1度絞ってもらおうかと

考えたり、考えなかったり・・・。

あんまり詰めすぎると肩凝るからこういう衣装苦手なんだよなあ。

 

 

首都でのホームステイ中に行った出家式でもそうでしたが、

基本的にビュッフェスタイルでいろいろなおかずが置かれているほかに

フォーコーナーがあるようです。

寸胴ではお出汁と肉団子がぐつぐつ。

 

 

フォーには、各々好きなものを入れて食べます。

レバー、血の塊、豚、鶏、パクチー、生唐辛子、たかのつめ、

胡椒、アジノモト、砂糖、トマト、唐辛子ペースト、

魚醤、トマトソース、スイートチリソースなどなど。

 

真っ赤になるまで唐辛子入れる人も居れば、

色々入れてこだわり感あふれる1杯を作る人もいます。

見てるの楽しい。

 

 

私は、豚肉少々、パクチー、胡椒、たかのつめを入れました。

これを食べたあと、おかずをたくさん取りに行って

「キンビア(ビールを飲むこと)」が始まりました。

 

 

こんな風にビールに野菜や果物を・・・

 

というわけではなく(笑)、

これは所謂いじられキャラの人が踊りに行っている間に

みんながあれやこれやとコップに入れたもの。

 

スイカの隣のもの、タケノコに近いものなのかなあと思ったら

バナナの芽でした。

バナナの花は食べた事あるけど、芽は初めて見ました。

 

どれ。シンブン(味見)。

 

 

こんな風に、重なっている新芽のぶぶんを1枚外して

取り分けてくれました。

 

単子葉植物の葉っぱなんて繊維質で食べてもモサモサするだけでは・・?

 

と思いましたが、なんとなく肉厚で、もちもち。

手でちぎると、そこから繊維質な細い糸がふぁ~っと出てきます。

レンコンのような感じ。

 

 

サニーレタスに、バナナの新芽っと、よくわからないハーブ2種類、

そして茹でたテラピアの身をほぐしてハーブと和えたものを包んで、

パデークのジェオ(どろどろした魚の醤油を使った、辛み調味料)をつけて

ひとくちでパクッと頂きます。

コンテンツ過多で何がどう美味しいか分かりませんでしたが

とりあえず全体的に美味しかったです。

 

 

「イッキ!」

「ぼだい!(無理)」

「半分!」

「ぼー!ぼだい!(無理無理!)」

「指1関節分!!」

「・・・。」

 

と私が最も恐れるキンビア文化に飲まれ(飲まされ?)、

この後大変な目に遭いましたが、大丈夫、わたし、なんとか生きてます。

 

バーシーに、行きたいなあ。

 

この日体験させてもらったのは

バーシーが終わったあと皆を招待して行われるパーティー。

ブログでよく見る「両手首、白い糸まみれ」は未体験です。

異文化に触れるとき、知的好奇心が爆発する生き物なので、

はやくバーシー行きたい~~~バーシー行きたい~~~~~~~!!

という念を誰かが受け取って、私を招待してくれるのを

静かに待ちたいと思います。

 

さてこの写真ですが、家の近くの叢によくわからないお盆があって、

(串に刺さった草木や黄色いロウソクが乗っていた)

それを撮ろうとしたら「これは撮っちゃダメ!」と言われ

なんとなくその目の前にあったマンゴーを撮ったものです(笑

 

何でダメなの?とあとから聞いたら

「これは悪いピー(幽霊)を除霊するために置いてるのよ」と

小さな声で教えてくれました。

知らないって怖ぇー!!!!

 

ブログ追加したよ

 

モザンビークの小学校教育隊員、

心配ないさのお兄さん「ジャッキー」のブログ追加しました。

なんとなく始めてみたリンク集づくりですが、

気づけばもう11か国!!楽しい!!!

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突撃コミュニティ開発②近所の女の子の家と、知らぬ間に「アレ」を食べていた話

さばいでぃー!

 

いつもの散歩コースで小さな女の子に呼び止められ、

玄関の軒下で飼っている鳥を見せてくれました。

これは一体・・・何だ?(全く詳しくない)

 

中から出てきたお母さんと話していたら

奥から同じ局で働いている男性が。

ここはその親戚一同が何軒かにまとまって住んでいる場所でした。

 

 

「奥に鳥より可愛いのがいるわよ!」と

案内してくれたので、ついていくことに。

 

 

あぁ~~~~~~~~~~~~~~~(;▽;)

 

 

か、か、か、、、、

 

 

かわいい~~~~~~~~~~~~~~~(;▽;)

 

しかし!わたしたちは、狂犬病感染の危険性があるため

あらゆる哺乳類との接触が禁止されております。

目の前のもふもふを抱っこできない悔しさで発狂寸前。

 

 
 
 
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 なんで抱っこしないの?怖くないよ!!

と女の子に何度も言われました。つらい。

 

「もうおしまいね!」とお母さんが

両耳を鷲掴みにして女の子から取り上げ、

「ウサギはペットじゃなくて家畜だ・・・」

と改めて思い出しました。

 

その隣では、おばあちゃんがせっせと仕事中

 

 

ぱっつぱつに綿が詰まった綿の木の実を割いて、

綿を取り出す作業をしているところでした。

外側の硬い殻をナタで割くと、

中からは真っ白でふわふわの綿が出てきます。

羽毛のように軽くて、かわいい。

 

これを詰めて枕を作るそうです。

またまた、自然の手仕事の面白さを見せてもらったような。

 

量産された化繊が詰まった枕とはどんな風に違うだろう?

枕にするところ、見せてもらいたいな。

出来上がった枕も触りたいな。

買いたいな(笑)

 

といろんな欲が出てくる作業風景でした。

(話に夢中になって撮るのを忘れたなんて言えない)

 

日々のランチ

 

いつもの食事の話。

 

食堂のおばちゃんは、左のほうに写っている恰幅の良い女性。

でも、とても忙しそう。

 

すると一緒に食事に行った男性職員が調理場を使って

パパイヤサラダやタケノコサラダを鉢でトントンし出しました。

写真右のピンクの服の女性も同じ職場のお姉さん。

ビニール袋に入って売られている総菜も好きなものを皿に出して、

焼き魚は炭火で炙り直して、と、自分たちで手伝って食事を作るスタイル。

 

 

そして出来上がったお食事の一部。

上から時計回りに、

タケノコのヂェオ

ナムグム川の焼き魚

キアップムー(豚の皮を揚げたスナックのようなもの)

そして何が入っているのかさっぱり分からないモックチア。

 

 

このモックチアがなかなか美味しい。

香草がしっかりきいていて、ごはんによく合う。

辛みもあまり無くて日本人でも食べやすいかも。

 

 

職員さんお手製の激辛タムマックフン(パパイヤサラダ)と

牛肉の串焼きも加わり、もち米3人分がついて700円ほど。

それを4人でシェアしました。

 

左手でカオニャオをにぎにぎしつつ

右手で一口分とっておかずと一緒につまんで食べるスタイルにも

かなり慣れてきました。

 

 

こんな風に自分の小皿におかずを取り分けて食べますが、

口に運ぶときは、お箸は使ったり使わなかったり。面白い文化です。

お店の水道が借りられれば手を洗ってから帰るんですが、

それでも落ち切らないぐらい唐辛子を触っているので

うっかりコンタクトレンズを触って悶絶したことが何度か。

まだまだ慣れが必要です。

 

 

さて。

タイトルの「アレ」ですけれども。

 

・・・「モックチア」ですね。

 

モックは、バナナの葉で包んだ食べ物全般を指します。

ということは、問題は、「チア」ですね。

 

このブログを書くために料理名を聞いたことで発覚、

「チア」は「コウモリ」でした(笑)

 

「大丈夫!ラオスのコウモリはオーガニックだから!」

と言われ思わず大笑い。そういう問題か!

 

カンボジアで見たヤツは見たまんまの「丸焼き」で、

そんなに美味しさも感じなかったので一口かじって

「ごちそうさまでした」だったんですが、

昨日は、あまりに美味しいので結構食べました。

まさか昨日の食事で一番美味しいのがコウモリだったなんて!

 

あんまり考えずに現地の食文化に突進していくタイプですが、

もうちょっと食事(食材)に対しての語彙力を身に着けようと

心に誓いました。

 

 

このブログを書いた日のお昼ご飯のメインディッシュは

「ホーイ」でした。

 

「ホーイ」は、

 

かたつむりです💛笑

 

ともあれ、美味しかった。全部美味しかった!

お腹もぜんぜん、ぼーぺんにゃん(問題無し)です。

 

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久しぶりに友達追加。

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お腹壊した。でも人が恋しくて外に出た。

サバイディー!

けんへんでぃーぼー?(元気ですか?)

 

私はと言いますと、 

パーティーで食べた何かしらがお腹にさわったのか、

単に美味しい激辛ラープを食べ続けたうえ

下戸なのに「キンビア!キンビア!」とビールを浴びたからなのか

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熱もちょっと出たので、

国際女性デーの3連休はずーっと部屋に引きこもり。

 

耐えられそうなパターンの腹痛は整腸剤だけ飲んで、

熱出たら大量にビタミン摂って、

あとはひたすら水分飲むのが私式です。

今回はラッパのマークの出番なし。

 

連休初日の夕方には結構落ち着いて、

買い溜めしてた雷おこしとミカンも無くなって、

とにかくお腹すいて。

 

それ以上に、フジロックにエルレが出るって聞いて。

京都大作戦も去年中止なうえに今年4Daysで。

ショックが大きすぎて部屋にこもっているのが無理で。笑

 

誰かと話したくて、結局、3日間ともふらふらと外に出ました。

赴任してからの1週間、毎日同じところばかり歩いていたので

もう大通りの人たちには普通に挨拶してもらえます。嬉しい。

今日はそのお散歩コースの雰囲気をお楽しみください。

 

いつもありがと

面倒見の良いにいちゃんたちと、

道の向こう側の広場でボール遊びしてる

末っ子のコンキドゥー(いたずらっ子)。

 

おかあさんはナムパン(フルーツシェイク)屋台をしていて、

いつもニコニコ挨拶してくれるし

注文したら「ちょっと待ってね!」と椅子を貸してくれます。

 

 

かなり広い道路なうえに交通量が多いので

「ハイウェイかな?」と思うほどのスピードを出す大通り。

ナムパン屋さんはこの通りに面しています。

道を渡るときは、ちゃんと弟の手を引くお兄ちゃん。

そしてそのお兄ちゃんをめちゃめちゃ褒める、素敵なおかあさん。

 

ここのおかあさんのナムパンは練乳かなり多め。

あっつい中歩いた後なんかにガッツリ甘いものを飲みたいときは

このお店のシェイクがありがたい。

ただし、練乳かなり多め。

 

 

こちらは、ゲストハウスの裏から見える田園風景。

乾季だから余計でしょうか、まだ陽が傾いて間もないのに太陽が真っ赤。

ずっと喉がいがらっぽいのはそのせいかも。

 

遠くのほうで牛や鶏が啼く声がして、

ずっとぼーっと見ていたくなる景色。

野焼きか夕飯の支度か、

夕方になると街全体から薪や炭を焚く香りがします。

 

 

 

毎日3キロぐらい同じ道を散歩しているけど、

この街で見た外国人は今のところ一人だけ。

はやく見つけて友達になりたいところ。

郵便局も、15キロ向こうか20キロ手前の街にしかない。

銀行もATMが1つか2つか。

 

「世界一何もない首都ビエンチャン」

と呼ばれる国の地方都市に

何かあるワケなかったー・・・。

観光都市はもっと色々あるだろうから、

自分の街を堪能したら色んな所で活動する隊員のところを訪ねたいな。

 

 

この3連休は、いつものおばちゃんたちもお休み。

雷おこしも揚げたタロイモやバナナも買えなくて悲しい。

 

 

いつものサトウキビジュース屋さん。

市場で果物やおやつを買って、ここでおばちゃんと少し喋って、

サトウキビジュース飲みながら帰るのが最近のルーティーン。

 

「これ入れる??」って聞かれたタイ語の小瓶の謎の液体、

前回は断ったけど今回は少しだけ入れてもらってみたら

マニキュアみたいな全然アカン匂いがして飲めなかった。

 

 

 

この屋台のおばちゃんのパパイヤサラダは、とても美味しい。 

塩気が効いてて、ごはんがすすむ!カピ最高!!!

 

夕方になると、まんまるの茄子を表面が真っ黒になるまで炭火で焼いている。

あれもめちゃめちゃ美味しそう。 

 

 

カンボジアでいうノムトムムーンのような、

ココナッツミルクとゴマが香ばしいお手軽おやつも買ってみた。

これ6袋で5000kip(=65円)。

雷おこしも好きだけどこれも捨てがたい。

 

 

市場近くのナムパン屋さん。

ここのナムパンは何を頼んでも美味しい。

フルーツをたくさん入れた濃いシェイクを作ってくれる。

メロンとアボカドが最高に美味しくて、

ほぼ毎日通っているお店。

 

 

そして最後はこれ。

市場の近くにあるフォーやさんのフォー。

しっかりダシの出た黄金色のスープがたまらなく美味しかった・・・!

良いお店を見つけられて大満足の週末でした。

 

家はちゃんと借りれたの?

キッチンないのにどうやって生活してるの?

と色々気遣ってくれる優しいおっちゃん。

 

「3か月の勉強でそんなにラオ語が話せるんだね!

たくさん勉強したんでしょう。

ラオスでボランティアするために

いっぱい勉強してくれてありがとう!」

 

と帰り際に言われて、帰り道ちょっとだけ泣いた3連休でした。

 

二本松でも現地語学学校でも

もっともっと限界までやらなきゃいけなかったし

同期にも全然追い付けていない私ですが

こんな風に思ってくれる人のために

日々1単語でもいいから頭に叩き込んでいきたいと思います。

 

というわけで

特に何もないという事がお分かり頂けたかと思いますが(笑)、

街の人たちみんな温かくて、笑顔で挨拶してくれて、

ついつい部屋を出て誰かと話したくなるのが

ラオスの田舎なのかな~・・・と。

あ~大好きだ~~~。こういう感じたまらなく好きだぞ~~~。

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国際女性デー!ラオスの台所事情を覗き見。

サバイディー!

赴任4日目、ラオスのラオ子です。

今日はInternational Women’s Day前日ということで

事務所でかたかた作業する人はごく一部、

約50名の職員さん総出で準備して

昼間からパーティーでした!

 

パーティーよりも楽しかった、ご飯の支度

旅行で訪れるだけではなかなか見る機会の無い、

外国の台所事情。

ちょうどこの間「ラオス食堂」主宰の方の

お話を聞く機会があり、

私も興味津々で調理風景を見させてもらいました。

 

あ、鶏の屠殺の様子の写真もあるので、

苦手な人はここで回れ右!

 

なぜなら、「今日はパーティーだから!」と、

4羽の鶏がお亡くなりになったからです。。。笑

 

何回見ても、うっ。ってなる屠殺ですが、

鶏やアヒルを絞めるところを見るたびに

「食べる」という事について考えます。

 

 

さて、こちら、今日絞められた鶏さんたちの残骸。

「鶏」から「食材」に変わる瞬間に目を背けるのも、

珍しそうに写真を撮るのも、私だけ。

淡々と「作業」がすすめられる。

なぜならこれが、生き物を自分たちで「調理」する

この国の人たちの「日常」だからです。

 

 

わ、鶏の中ってこんなにたくさんモノが詰まってんだなあ、と

冷静に観察できるようになったのは

カンボジアで初めてこの光景を見てから

何度か回数を重ねてからのこと。

 

 

ぶちぶちと羽を毟る音も、それほど苦ではなくなった。

けれど、最初に血がぱたぱたと落ちるあの瞬間だけは

今でも少し「うっ。。。」ってなります。

 

 

日本のように細かくパーツを分けて調理法を変えることはなく、

(市場ではそういう売り方もしてくれる)

職員のおじさんたちがまな板の上でナタを振りかざして

ダン!ダン!と骨ごとぶつ切りにしていく。

細かく砕けた骨が邪魔をして少し食べにくい。

 

 

その隣では、臭み消しのレモングラスがグサーーーーっと差し込まれた

天然の川魚たちが。

鶏は「うっ」ってなるのに、魚は全くならない。

生まれ育った環境とういうものなのかもしれませんが

自分自身とても不思議に感じます。

 

 

下ごしらえが終わった魚たちは、

たっぷり塩を振られて、七輪の炭火の上で

イイ焼き色が付くまで放置されておりました。

ちなみにこちらはラオスでは「パーニン」と呼ばれる魚で、

日本で呼ばれている名前でいうと「テラピア」ですね。

何のご縁かわたしも海なし県の生まれで

淡水魚を食べる機会は結構あったので、

川魚特有の臭みは全く気にならず。

むしろ、テラピア結構好きです。

 

 

こちらはパパイヤサラダの具となるトマトと

味付け用のライム。

 

 
 
 
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とんとんとんとん。とこのすり鉢の中で叩いているのは

大量の生唐辛子と砂糖、アジノモト、そしてカピ。

ここに、ささがきにした青パパイヤやトマトを入れて

とんとん叩いて味をなじませるのが、

現地の言葉で”タマフン(ຕຳໝາກຮຸ່ງ)”の伝統的な作り方。

 

他にもいろいろ調味料入れると思うのですが、

ここで”センドゥアン!(私のラオスネーム)ビアビア!!”と

ゆるーく始まっていた宴に誘われたのでここまで。

肝心のタマフンをトントンしている動画も撮れず。

 

 

猛烈に美味しかったのがこれ。

絞めたばかりの鶏の砂肝炒め。

にんにくたっぷり、唐辛子も、もちろんたっぷり。

美味しくないわけ無いんです。

 

 

ラオスの人たちの必需品(?)がコチラ、「赤鍋」。

ちょっと深めのホットプレートみたいなものなんですが

結構な火力ですぐに火が通る優れものです。

 

 

あーーーもう美味しそう!!

この状態でいいからご飯にダバッと載せてちょうだい!!!

 

 

そして忘れちゃいけない空心菜炒め。

量が減るので、盛りすぎるぐらい入れても全然大丈夫。

 

 

さきほど絞められた鶏さんたちはこちらでコトコト。

中からは鶏のお出汁のいい香りがしています。

 

 

そして出来上がった料理がっこちら。

 

オカンたちが作ってくれた料理と

持ちよりのヂェオ(ピリ辛のごはんのお供)や卵の炒め物も。

 

「ありの卵入ってないやん」「でも美味しいやろ?」と

オカン同士で鍔迫り合いしている隣で黙々と食べる私。

 

 

男性陣は鶏を絞めたり魚を焼いたり、

女性陣はタマフンを作ったり、

みんなでわいわい準備が進められた会場ですが、

その後は「今日は女性の日だから!」と

男性陣がビール用の氷をサーブしてくれて、

楽しい楽しいパーティーの時間となりました。

 

そのあとはもう、飲んで、踊って、エンドレスです。

 

職員さん「センドゥアン!”メー(母)”は日本語で何というの?」

わたし「”オカン”やな」

みんな「「「オカン!!」」」

職員さん「オカンって呼んでくれてもいいわよ!!」

わたし「オカン~~~💛」

職員さん「いぇ~~~~!!!乾杯~~~~~!!!!」

 

というわけで、とっても楽しい1日となりました。

ごちそうさまでしたー!

 

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活動2日目の所感。ローカル飯は正義。

サバイディー!

 
 
 
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活動二日目。

昨夜なかなか寝れなくて、

お昼にカオピアックを食べた後は睡魔との闘いでした。

ラオスのラオ子です。

 

なぜ寝られなかったかといいますと・・・・

 

ビエンカムの幹線道路、二車線で中央分離帯のある道なので、

車がめちゃめちゃ飛ばします。

 

夜にゲストハウスの前をトラックが通ったら

部屋のあちこちが軋む軋む・・・。

 

単純に、日本人が誰も居ない(であろう)街で

初お泊りということに気を張っていた部分もありますが、

それよりも本当に、車がすごい!

日本の珍走団(死語?)のような人たちも少なからず居ます。

 

歩いてる人の数よりも牛のほうが多そうなので、

3か月後バイクに乗るようになったら気を付けなければと思いました。

バイク VS 牛、100%負けます。

 

 
 
 
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活動2日目。

朝着いたら、「ごはん食べた?」「寝れた?」と

色んな人が挨拶してくれて、

「初めてのホテルだったからあんまり寝れなかった」と言ったら

隣のデスクのお姉さんが早めのお昼に連れていってくれました。

 

 

同じセクションで働く2つ上のお姉さんが

連れて行ってくれたのは、カオピヤック屋さん。

ラオスに来たらぜひ食べて頂きたい、

ツルツルもちもちムチムチの麺が特徴のラオスのソウルフードです。

 

最初に食べたときは「なんだこの謎の食感は」と思いましたが

今はもう2日に1回食べないと落ち着かないぐらい好きになりました。

 

続きましてこちら、カピ。

日本だとエスニック食材店でタイ産のカピが買えます。

えびを発酵させたお味噌で、

エビ味噌チャーハンにしても美味しいし

麺のお出汁に溶いてもコクと塩気が加わって最高だし

そして生インゲンをディップして食べても美味しいし、

というマルチタレントな調味料です。

 

このカピが好きすぎて

二本松訓練所の授業中のあだ名を自ら「カピ」にしました。

 

その話を今日お姉さんにしたらかなりウケていた。

職場では、ラオスの語学訓練校(LJI)で先生に頂いたラオスネーム

「センドゥアン」が採用され

本名で呼ばれることはあまりありませんが、

「センドゥアン、カピっていうあだ名があるって言ったら

ずっとカピって呼ばれることになるから

暫くは言わないほうがいいよ」と言われました。

 

 

そしてアボカドジュースまでごちそうしてもらって

事務所へ戻る。

 

あ、センドゥアンの意味はのちほど。

 

 

ご飯が終わって、またしばらく作業をしていたら、

「センドゥアン!タマフン(パパイヤサラダ)だよ!」

と呼ばれて事務所の裏に。

めっちゃがっつり食べるやん!!という量のおやつ。

 

これが「ラオスの女性隊員は太る」と言われる所以か・・!?

 

 

水牛の皮をサクサクに揚げた、

コレステロールのかたまりみたいなおやつが止まらない。

だってタマフン辛いんだもの・・・。

 

 

そして、お願いしてた住居の内見で一旦事務所を離れ、

1時間後ぐらいに戻ると、

今度はキンビア(飲み会)が始まっていた。

 

出されるがままにチマキを食べる。

お酒は、ほんとにちょっとしか飲めないので

ちょっとだけ飲ませてもらって退社。

 

 

帰りに同僚が最寄りのタラート(市場)に連れていってくれて、

あまーいミカンと、カボチャやタロイモの天ぷらと、

アボカドシェイクをごちそうしてくれた。

 

 

最後にこのブローチをプレゼントしてくれました。

 

一緒にお昼を食べたお姉さんも、

市場に連れて行ってくれた子も、

「来てくれて嬉しい!2年間よろしくね!」と言ってくれて、

休みの日は家に来てね、

来月はピーマイ(旧正月)だから楽しみにしててね、と

私を迎え入れてくれて。

 

ありがとう、嬉しい、以外のことを言いたくても

まだ私のラオ語表現は12色の色鉛筆以下なので

もっともっと豊かに表現できるように

勉強したいと思います。

 

そして、今日、

事前に貰っていたODOP(一村一品)登録商品の

リストを整理していて、

すぐにでも生産者さんのところに行って

色々見てみたい!!という気持ちになりました。

 

が。

 

どの人がどんな仕事していて、

誰に頼んだらうまくやれそうか、

職場の上下関係はどんなで、

アイドルタイムはどれぐらいで、と

同じセクションの人たちの仕事が色々見えてきてからだなと。

 

それまでは、

私がこの1か月でどんなにラオスの事好きになって、

ラオスの人たちの手仕事に夢中か

徐々に知ってもらって。

 

どういう活動をしに来たのか理解してもらえてから、

誰とどんなふうに動くか考えていけたらと思います。

 

焦らない、焦らない。

(と、自分に言い聞かせる)

 

あ、センドゥアンの意味は

「月光」です(笑

先生のセンスすき。

 

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さよならビエンチャン、はじめましてビエンチャン!

 

サバイディー! 

 

首都での語学訓練が終わり、いよいよ任地へとやってきました。

ラオスのラオ子です。

 

同期隊員11人中、わたしが一番最後まで

JICAのドミトリーに残りました。

 

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この見学の最中に旅立った隊員以外は

みんなお見送りできました。

自分が見送られる側だったらたぶん泣いてしまうので

みんな先に行ってくれてよかったです(笑

 

あ、タイトルが少しややこしいのですが、

首都ビエンチャンからお隣のビエンチャン県に移動して

県都の「ビエンカム」というところに赴任しました。

 

ビエンチャンとビエンチャンでややこしいので

首都ではないほうをビエンカム県にすることが

閣議決定したらしいのですが

いつになるかは分からないそうです。

先輩隊員情報。

 

さよならビエンチャン

まずは首都ビエンチャンのこと。

 

首都ビエンチャン、コンパクトで

めっちゃめちゃ住みやすい街でした。

カンボジアに住んでいたときは

1.8ドル均一が出来ただけで

ディズニーランドに行ったぐらいのテンションで

大騒ぎしましたが、

そのダイソーも郊外に1店舗、

研修期間中に近くにもう1店舗できまして、

クイックルワイパーとセスキのシートを大量購入。

ひとまずこれさえあれば

新居の壁と床の拭き掃除は完璧です。

するかどうかは別として。

 

 

Wi-Fiワイワイ(ワイワイ=速い、の意)なカフェも

たくさんあって、

 

 

ラテアートもかわいくて、

プアオーバーで淹れてくれるコーヒーも美味しくて、

 

 

ご飯は安ウマで、

 

交通量多いところでも途切れるの待ってたら

車もバイクも止まってくれたりして。

 

 

メコン川の夕日は綺麗で、

時間も水も流れるのがゆっくりで、

 

 

それでいてメコン川は

夕飯帰りにちょっと話すのにちょうど良くて。

 

下戸な私でも缶1本あけられちゃうビアラオを飲みながら、

楽しかったねー、あっという間だったねー、と

しばしの別れを惜しむのに最高の場所でした。

 

ビエンチャン、めちゃめちゃ好きです。

 

首都まで陸路で2時間弱だったので、

ワイファイワイワイなおしゃカフェに行くことを楽しみに

ビエンチャン県での活動も頑張りたいと思います。

 

ま、公共の交通機関使ったら

そんなにすぐには着かないんですけれども!笑

 

はじめまして、ビエンチャン!

 

 

この地域に協力隊が派遣されるのは

おそらく初めてとのこと。(違ったらすみません!)

確かに1000人も先輩隊員派遣されてるのに

ビエンカムって調べても何も出てこない・・・笑

 

 

ビエンカム郡はビエンチャン県の県都なんですが

想像していたぐらいのほどよい田舎でした。

 

・・・とか余裕ぶってるのもたぶん今だけ、

そのうちチーズ食べたいだのお風呂入りたいだの

わーわー言うことになると思います(笑 

 

 

道中、カウンターパートさんがごちそうしてくれたサトウキビジュース。

まだどんな人かはお互いに分からないところですが、

しばらく滞在するゲストハウス探しにかなり時間をかけてくださり、

あちこち必要なところに連れていってもらったり、

今日は親切にしていただいて本当にありがたかったです。

 

ビエンカムの1枚目の田園風景、実はホテルの裏の景色です。

ホテルの前は幹線道路ですが、

牛も普通に歩いています。

ふんもあちこちに。気を付けないと(笑)

 

日が落ちたら何もすることのなくなった今、

ホテルがワイファイワイワイなのがとにかく救いです。

ネタに尽きない毎日になるか、書くこと無くなって更新が減るか、

まだまだ未知数ですが、

消化できてない首都情報もぼちぼち更新しつつ

ビエンカムの情報を発信していけたらと思っています!

これからもどうぞお付き合いください。

 

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