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ルアンパバーン旅行 後編

さばいでぃー!

みなさんこんにちは、ラオスのラオ子です。 

の前に、こちらをご覧ください。

もうすぐラオスの首都ビエンチャンにて、Lao Handicraft Festivalという国内最大規模の手工芸品の販売展示会が開かれます!!私もコミュニティ開発隊員7名でブースを借りて、ビエンチャン県のシンや小物を販売予定です。・・・が、生産者さんと行き違いが多すぎてただいまてんやわんや中、果たして間に合うのか・・・こうご期待。

 

それとは別で、客としていくら使ってしまうんだろうという不安がありますが、「欲しい」と思ったものはそのときに買わないと出会えないのがラオス!ということを肝に銘じて、感覚を研ぎ澄ませて買い物・・・ではなく活動に励みたいと思います。

 

www.laoko.net

 

さてさて、期間があきましたが、こちらの記事の続きです!

 

<旅程>

1日目 同期の活動先見学

2日目 織り・紙漉きの村見学、ユートピア、市内散策

ここまでは前回の記事をご覧ください。

 

今日はここから!

3日目 クアンシーの滝、水牛ファーム、モン族の村、プーシ―の滝

4日目 ワットシェントーン、市内散策

 

ルアンパバーン 3日目 

隊員の知り合いのドライバーさんに迎えにきてもらい、そこから時折電波のない山道を1時間ほどがたごとと・・・。

 

 

まずはルアンパバーンの観光名所のひとつ、クアンシーの滝へ!

雨期終盤でいちばん水量の多い時だったからでしょうか、水が青く澄んでいて、とってもインスタ映え!!

 

トレッキングコースは何か所か泳げるように解放されており、体の芯まで冷え切るような冷たい水にも関わらずたくさんの人が水に入っておられました。

 

私も入ってみましたが、10歩もあるいたら肩まで水位があって、これ以上行くのは危険だと判断。ほら私、いま公人ですから・・・。別に、かなづちとか水が怖いとか、そういうことではありませんよ。ただ、公人という立場を鑑みて、自粛しただけです。別に、水が怖いとか、そんなことはありませんよ・・・。

 

山小屋のような着替えスペースもありますので、私みたいに水着を着て行かなくても水浴びはできます!!雨期のルアンパバン観光の際は、ぜひ!

 

 

滝から戻ってお土産屋さんの通りを抜けたところにお寺があるのですが、そのお寺をつっきったところに滝の水を眺めながらご飯が食べられるレストランが。

 

このレモングラスの茎にひき肉を巻いて揚げた料理が最高に美味しかったです。同じようにタケノコを割いた中にひき肉を詰めて揚げたものもありますが、そちらもめちゃめちゃ美味しい!!

 

ルアンパバーンソーセージと、この肉詰め、ルアンパバーンに来たら是非食べていただきたいです。

 

 

あとはパパイヤサラダ、ラープなど、ラオスの有名どころを楽しんでもらいました。

 

ルアンパバーン、さすが観光地!といいますか、ラープもタマフン(パパイヤサラダ)もそれほど辛くない、むしろタマフンにいたっては砂糖の甘さがガツンとくるようなものが出てきます。

 

任地のローカルタマフン屋台で買ったものは、シーシー言いながら、汗をぼたぼた垂らしながら食べるぐらいに、唐辛子たっぷりです。口も胃も痛くなるんですが、おかげさまで4,5日ぐらい期間があくと、恋しいと思えるようになってきました。

 

 

クアンシーの滝から市街地までの道中にも、いくつか散策できる場所があります。

 

 

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たとえばこちら、モン族の村。

 

観光客の気配を感じ取ると、モン族の民族衣装を着た子どもたちが、軒先に並べられた商品の前に颯爽と現れて、「買って買って!!」と弾けるスマイルでおねだりしてきます。

 

 

 

 

その一番奥まで歩くと、モン族の昔の生活を学べる文化センターがあります。狩猟生活に使っていた仕掛け弓や脱穀機、昔の家具などを見せてもらいました。

 

こちらは160年前の布だとおっしゃっていた刺繍。何が起きたのかさっぱり分からない・・・。どうやったらこんな刺繍ができるんでしょうか??

 

 

こちらはモン族の祭壇です。私が普段接している低地ラオ族の人たちは上座部仏教と精霊信仰を信じていて、仏壇と神棚どちらもある日本の田舎と似ているなあと思いました。

 

私が普段接している大半の人たちとは全く異なる文化を持つ人々の暮らし。とても興味深く見学させてもらいました。

 

ラオスは50の民族によって構成された多民族国家です。政府による大分類では、低地ラオ族、丘陵地(中地)ラオ族、高地ラオ族の3つに分けることができ、さらにカム族、ヤオ(ミエン)族、アカ族など、それぞれ異なる言語や文化を持っています。

 

 

モン族といえば、ここに来る前に「モン族の葬列」という本を読みました。この本では細かいところまでは書かれていませんでしたが、ラオスのHmong族の中には更に細かな派閥があり、その中の一部が、この本で描かれているような悲しい歴史を辿ったことから、外国人が思っている以上にセンシティブな話題だそうです。

 

このあたりは事もまたいつか、発信できるぐらい自分で情報をためてからあらためて書きたいと思います。

 

その後、水牛ファームの入り口にあるアイスクリーム屋さんで、濃厚ミルクで作られた美味しいシェイクをいただいて、市街地へと戻りました。

 

 

その後我々は、ルアンパバーンの観光名所のひとつ、プーシ―の丘に向かいました。

 

 

350段ほどの階段を登り切った先に広がるのは、

 

 

この絶景!!

 

ご覧の通り観光地の規模はとってもコンパクトです。世界遺産の街並み、時折見せるコロニアルな雰囲気、ラオスの「ゆったり」感、全部がぎゅーーーっと詰まっていて、この3日間ですっかり好きになりました。

 

 

このプーシ―の丘の絶景ポイントは、この夕日。観光客が多くてゆったりできる場所ではありませんが、どの観光案内サイトにも載っているだけの有名スポット、さすがの景色でした。

 

ゆーーーったりしたいなら、船でメコン川から夕陽を眺めるのがおすすめです! 

 

 

ルアンパバーン 4日目

 

4日目朝、涼しいうちに向かった先はワットシェントーンというお寺。

 

 

外観がしぶかっこよくて、

 

 

お寺の中のたたずまいもとっても素敵。明るい色のギラギラピカピカのお寺も好きですが、この落ち着きのある色使い、かっこいいですねー。さすが「ルアンパバーンで一番美しい寺」と言われるだけのことはあります。

 

 

その後は近くのカフェでクロワッサンを食べ、日本から来た2人を空港へお見送り。

 

 

ルアンパバーンに来て3杯目のカオソーイを食べて、

 

 

おしゃカフェでゆったりして、ベトナムから来てくれた友人をお見送り。

 

その後私は、配属先の人たちへの土産に川海苔を買って、お世話になった同期隊員に別れを告げ、空港へと向かいました。

 

ゲットしたラオス雑貨たち

 

さて!

 

ルアンパバーンの魅力は古都の街並みや滝だけではありません。可愛い雑貨たちが、雑貨屋さんにもナイトマーケットにも、いーーーーっぱい・・・。

 

頭を悩ませ、選びに選び抜いた雑貨たちを一部ご紹介します。

 

 

まずこちら、お値段が高くて買うのをためらっていたら、「ガイド料」といって友人がプレゼントしてくれたPCケース。もう・・・一生大切にします。

 

 

PCケースを買ってくれていたと知らずに、↑のPCケースを諦めて第2候補で買ったのがこちらのPCケース(笑)。いまPCケース2つ持ってます。わろた。

 

こちらはルアンパバーンのシンを使ったものです。かわいい・・・。ナイトマーケットで購入、お店のおばちゃんが自分で縫製しているということでした。

 

 

これもルアンパバーンの布を使ったショルダーバッグ。このサイズが欲しかったのです。縫製はベトナムで行っているそうで、さすがの仕上がりです。縫い線がまっすぐでとても綺麗。

 

 

モン族の村で購入した刺繍のポーチです。よーく見ると全部「×」で刺繍されていて、すべて手作業で刺繍されています。私も一度体験したのですが、本当に難しい。そしてこの、モン族の人たちのセンスにあふれた色彩感覚・・・。裏布も綺麗に取り付けられていて感動しました。

 

 

そして紙漉きの村で買ったポストカード。自分たちで摘んできた草花をドライフラワーにして着色し、ひとつひとつデザインしているんだそうです。

 

 

こちらは紙を漉く時に生花を一緒に漉いて乾燥させたもの。ちょっと一言添えたいときに使えそうな封筒と便せんです。

 

 

ナイトマーケットで血迷って買ったモン族の夫婦。部屋に飾ってありますが、たまに目が合うとドキッとします(笑)

 

 

この子もセットです。このヒモなに?どうしたかったん?

 

 

そしてもう合計10個以上買っている、シュールな英語の刺繍ポーチ。日本に帰るころには、転売でもする気かってぐらい溜まってそうです。

 

 

そして絶対欲しかったプニュ・ニャニュです~~~!!ご先祖様をデフォルメしたもので、右がおじいさん、左がおばあさんです。ルアンパバーンのピーマイ(旧正月)にはプニュニャニュに会えるそうで、来年のピーマイはパバンで決まりかな・・・!

 

この可愛さは唯一無二!!!!!!!

 

旅は楽しい

はい、という、色々暴走して買ってしまったルアンパバーン旅行でしたが、ルアンパバーンは外国人観光客(特に欧米人)が多いラオスの一大観光地ですので、商品もディスプレイも洗練されていて、とても勉強になりました。任地に居るとどうしても煮詰まってしまいがちですが、商品開発やるからにはアイデアを求めて足を動かし、常にワクワクしていることが大切かなと思っています。任地では生産者さんと向き合い、どこかに行く時は思いっきり楽しんで、マーケティングや商品開発のヒントを探して、活動の推進力にしていきたいです。

 

ここに居る間に絶対行きたいところ、あと3県。それにルアンパバーンとパクセ―はおかわりしたい!さあさ、気持ちよく他県の調査に行けるように、日々の活動と直近の大きなイベントに向けて頑張りたいと思います!

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