さばいでぃー!
皆さんこんにちは、ラオスのラオ子です。
9月21日から24日まで、ラオスの古都ルアンパバーンに行ってきました。
ルアンパバーンはラオスで最も有名な観光地。世界遺産に指定されている古都の街並みとエコツーリズムが楽しめる、欧米人にもアジア人にも大変人気のある街です。
ルアンパバーン国際空港はラオス国営航空やエアアジア、シルクエア、中国東方などが就航していて、アジアの主要都市からのアクセスが可能です。日本は今年11月に熊本から・・・という発表がありましたが、飛ぶでしょうか??(シェムリアップの直行便がずっと飛んでいないだけになんとなく信じきれない自分が居ます)
<旅程>
1日目 同期の活動先見学
2日目 織り・紙漉きの村見学、ユートピア、市内散策
3日目 クアンシーの滝、水牛ファーム、モン族の村、プーシ―の滝
4日目 ワットシェントーン、市内散策
同行者は、大学の同級生3名!日本とベトナムから遊びにきてくれました。嬉しい~!
この記事では、ルアンパバーン旅行1日目・2日目について書きたいと思います。
ルアンパバーン 1日目
ルアンパバーン到着後、まずはカオソーイで腹ごしらえ。カオソーイはラオス北部で食べられる麺料理で、お米の平麺にトマトベースのスープを絡めて食べます。このお店のカオソーイは辛さと塩加減がほどよく、とても食べやすかったです。お値段も15,000KIPとローカル価格で食べられました。
そして同期隊員の活動先へ。ラオスに来てから3週間の語学訓練中、JICA隊員専用のドミトリーの同じ部屋で過ごした同期。読んで字のごとく寝食を共にした彼女と久しぶりにゆっくり会えるルアンパバーン旅行とあって、私は行く前から任地でそわそわしていました(笑)
彼女は今、ルアンパバンのCCCという施設で活動しています。義務教育では教わらない情操教育を行う場所で、日本でいうと児童館のようなイメージでしょうか。
私が見学させてもらったときは、たまたま日本のお月見について教えていました。まずスライドを使って日本のお月見を紹介したあと、手の洗い方を皆で確認して、手を綺麗に洗ってから実際にお団子づくり。ラオスの上座部仏教も月の満ち欠けで仏日が決まるため満月は特別な日とされていますが、日本も同じよな文化がある事を知ったら子どもたちはちょっとだけ日本を近くに感じてくれるでしょうか。
子どもたちと同期の自然なやりとり、笑顔、距離感を見ていたら、同期がどれだけ子どもたちのことを思っていて、子どもたちもそれを感じているかというのが伝わってきました。活動は、子どもと自分だけではなく、それを取り巻く環境、そこで働く先生たちとも関係を作りながら行うものなので、そちらのケアもしつつ子どもたちとの時間を大切に丁寧に過ごしていて、すごいなあと思いました。
先月パクセ―の同期隊員を訪れたときも感じましたが、首都で会った時に話を聞くだけでは感じられない活動の様子が知れるので、隊員同士の任地訪問って本当に刺激になります。活動先で撮らせてもらった写真をあとから見返しても、同期と子どもたちの自然な笑顔のぜんぶから愛情が伝わってくるようで、1対多じゃなくて、1対1の関係をたくさん築いたんだなあと、温かい気持ちにさせてもらいました。
短い時間の滞在でしたが、活動先を覗かせてもらってよかったなあと心から思いました。ありがとう!せっかくラオスに居るんだから、行けるときに行けるだけ行って、その分自分の活動の栄養にしていきたいなあ。
と、活動の話もそこそこに!
近くのおしゃれカフェでメコンの雄大な流れを楽しんでちょっと休憩。
その後は、メコン川クルーズでサンセットを楽しみました!!!ゆったりと日が落ちていく時間を静かに楽しめて、大満足でした。
思わず手を合わせたくなるような夕焼け。今年の雨季には豪雨で川が氾濫して民家が多数流されたルアンパバーンですが、ここ最近雨が降らなかったからかメコン川の流れはとても穏やか。また違う季節に来たいです。
船着き場から市内をうろうろしながら、ルアンパバーン隊員おすすめのラオス料理屋さんへ。
まずはルアンパバーンソーセージ。ルアンパバーンに来たら絶対に食べたかった料理です。
ラオ語では「サイ・ウア・ルアンパバーン」と言います。ごろごろ粗びきの豚肉にたっぷりの香草が入っていて、その味はお店によって異なります。もち米にもビールにも合う、最高のおつまみ!
こちらはラープ。鶏、牛、魚、アヒルの血など種類は色々ありますが、こんなにお肉が多いラープは初めて食べたような気がします。外国人向けのレストランだからでしょうか。普段任地で食べているものは8割ぐらいハーブなような・・・。
こちらもルアンパバーン名物、カイペン。川海苔をニンニクやゴマ、トマトなどで味付けしたものです。ルアンパバーンに来る前から、大家さんと配属先へのお土産はこれと決めていました!
と、他にも色々料理が並び、楽しい初日のディナーでした。
私は同期隊員宅に泊めてもらいましたが、遊びに来てくれた友人3人が泊っていたホテルがこちら。
ナイトマーケットやレストラン、川沿い、プーシ―の丘へも徒歩圏内で、トゥクのおじさんたちもだいたいホテル名を言ったら場所を分かってくれます。ありがたい。
ルアンパバーン 2日目
この日はルアンパバーンの先輩隊員・新隊員さんと合流して、紙漉きと織りの村めぐり。
まずは紙漉きの村に行ってきました。
作業場では丁度、紙漉きの真っ最中。私たちも見学させてもらいました。
そして、私たちも1枚作らせてもらうことに。
の前に、篭を持って店の裏に行き、好きな花を摘んできます。集まったのは、ハイビスカス、マリーゴールド、バタフライピーの花と葉っぱ。
それを散りばめれば、協調性ゼロの4人による紙漉きの完成!
その後、織りの村にも。養蚕しているところや、藍を発酵させているところも見せてもらいました。
観光コンテンツ化されている場所だったので織り機も「見せるため」という感じでしたが、村に入り込んだら本当に作業しているところも見れるんだろうな。隊員が開拓してくれたらまた見に行きたい。(他力本願)
その後のお昼ごはんは、織りの村の近くでルアンパバーンに来て2杯目のカオソーイ。写真を撮るのを失念しました。このお店は1日目に食べたものよりピリっと辛みがきいていて、シーシーいいながら食べる感じのカオソーイでした。うだるような暑さの中食べるピリ麺ってなんであんなに美味しいのかな。ピリ辛カオソーイのあとに飲む、今が旬のオレンジジュースも、とっても美味しかったです。
ルアンパバーン隊員と別れて観光組でやってきたのは、ルアンパバーンに来たら絶対に訪れたいと思っていた「ユートピア」というレストラン。
メコン川沿いに寝っ転がってシェイクやカクテルをいただける空間。誰がユートピアって名前つけたんでしょうか。まさにやん!
何もかもを忘れて「ゆーららー(何もしないでそこに居る)」をしたくなる場所でした。
うとうと2時間程眠ったあと、また別のカフェに行ってみました。
Indigo Cafeというメインの通りのカフェ。真っ青なバタフライピーティーが飲めます。私はカフェイン注入。
その後ナイトマーケットを通りながらレストランに向かったのですが、もう本当にやってしまいました。あらぶって、色々買いすぎてしまいました。反省。
モン族のぬいぐるみとか。
完全なるおのぼりさん仕様の「ルアンパバーンTシャツ」とか。
このシリーズもまた買ってしまって。大2個、小3個増えました。
これは買わなかったことを後悔したモン族の刺繍のポーチ。なんで買わなかったんだ??ほんとに。
前半戦終了
あっという間に最初の2日間の振り返りが終わってしまいました。
ルアンパバーン、私の想像をはるかに超える観光地でした(笑)ここは本当にラオスなのか・・・?と、久々に海外旅行にでも来たような気持ちで楽しく観光できました。
残りの2日間については、後半に続きます!