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ແຖວບ້ານ -theobaan-　の想い

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＊梅田阪神百貨店でラオスのコーヒーが飲めますよー！！＊

7月3日～8日、阪神百貨店のイベント『Good Coffee Fest』にてラオスのコーヒーをお楽しみいただけます！

お手伝いさせていただくLulalao Coffee (@lulalao_coffee)は、JICA海外協力隊時代、コミュニティ開発という同じ職種で別任地で活動していた隊員、まさが立ち上たブランドです。
隊員だったころから、まさのダイナミックな活動には目を見張るものがあったけど、その後の活動の展開がとにかくおもしろすぎる！ルアンパバーン行くたびにLulalaoさんに通って色んなコーヒーを楽しませてもらってます。

参考：「ちょっとぜいたくなラオス」を世界へ　伝統の街で挑戦する日本人
https://www.asahi.com/withplanet/article/15083155

そんなLulalaoさんが出店する今回のイベント、Good Coffee Fest at Hanshin 2024 summer のコンセプトは「The Development of Coffee」。

4月から3か月弱、東京に単身赴任していたのですが、たくさんのカフェでWashed、Natural、Honey processといった従来の精製方法に加えて、Infused, Anaerobic fermentationがメジャーになってきているイメージがありました。私は頑固なので「難しいのはよくわからん！」「結局ナチュラルのエチオピアが一番うまい！」と自分から選ばなかったのですが、お店でていねいに精製方法の違いを教えてもらった後にお豆のストーリーを聞いたら、飲まずにいられなくなりました。

飲みなれたコロンビアがメロンソーダのような味わいになったり、雲南省のお豆はまるでピーチティーのようだったり。どっしりアーシーになるものもあればブランデーのような芳醇さが感じられるものもあり。こんなにスパイシーになるの？もうこれココナッツやん！！とびっくりするものも。つまりインフューズドとアナエロビックは、コーヒーの表現がぐぐぐっと広がる魅力的な精製方法でもあります。今回のイベントはそうした「精製プロセス」に発酵を絡めたロースタリーさんが集まるそうです✨

コーヒーは好きだけど精製方法とかわからん！という方も、まーまーそんな難しいこと考えなくても、とりあえずいろんなコーヒー飲んでお気に入りの一杯に出会いましょうよ！っていう感じで、とりあえず私がだいすきなラオスのコーヒーを飲みに来ていただければうれしいです💞

＠hanshin_1ffoodevent
#goodcoffeefest

協力隊まつり2024@市ヶ谷
2日間ありがとうございました☺️

昨年ご購入くださったスカートを履いて、協力隊まつりにきていただいた方
二年間使ったサコッシュをおかわりしてくださった方
「かわいい！」と足をとめて買ってくださった方
ラオスの手仕事を手にとっていただいたすべての方に、『コープチャイライラーイ！(ありがとうございました！)』

協力隊としてラオスに派遣される前、市ヶ谷にあるこの「地球のひろば」にて、5日間の技術補完研修研修を受けました。そのあと桶川で2日間の2輪研修を受けた足で二本松に向かい、70日間の派遣前訓練を受けて、ようやく任地へ。(そして任地でも1ヶ月の語学訓練。なんて贅沢なんでしょう…)

わたしにとっては、市ヶ谷が協力隊としての「はじまりの場所」です。同じ職種の仲間たちと5日間過ごした濃い時間、協力隊になった理由や志を共有しあった時間は、今もかけがえのないもの。

このイベントは、市ヶ谷駅から急な坂をひーひー言いながらのぼった6年前のあの日あの時を思い出す、特別なイベントだったりします。(6年前ってやばい…😂)

あの頃は、まさかラオスと関わりを持ち続けるなんて思ってもいなかったし、コロナで任期終了が二年以上も伸びるなんて想像もしていませんでした。いろんなことが重なって今があるんだなあと、しみじみ感じながら、あの頃よりもヒーヒー言いながら坂を登りました。(商品のハンドキャリーはもう無理かも。足腰が。)

また来年も来れたらいいなあ。

テオバーンの生産者さんの村でも織られている、ラオスの伝統的な「ナーガ」の模様がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

これをきっかけに、ラオスの文化を守り、次世代へと継承していく大きな流れが生まれることを願います。

私も、私が関わる人たちのナーガの織りを日本で広めていけるよう、生産者さんたちと二人三脚で頑張っていきます。

ວັນຊາດລາວ 🇱🇦 ທິວທ

ວັນຊາດລາວ 🇱🇦

ທິວທັດງາມ, ທິວທັດຮັກ.
ຫວັງວ່າ ທຸກຄອບຄົວທຸກເພື່ອນໆມີຄວາມຈະເລິນຮຸ່ງເຮືອງ, ປົກປັກຮັກສາສິ່ງແວດລ້ອມເຕັມໄປດ້ວຍທຳມະຊາດອັນສ່ວຍງາມຄືຮູບນີ້ຕໍ່ສະໄໝ່ຕໍ່ໄປ, ແລະ ໝົດທຸກຄົນສາມາດດຳລົງຊີວິດໂດຍສຸຂະພາບແຂງແຮງ ແລະ ມີຄວາມສຸກຫຼາຍ.

今日は、ラオスの建国記念日です。
大好きな国の安寧と、この美しい景色がずっとずっと残っていくことを、心から願っています。

ロハスフェスタで、お近くで出店されていた方からたくさんのユーカリをいただきました☺️
右の束の植物の名前がわからず…ご存知の方いらっしゃったらコメントで教えてください✍💝

真ん中は昨年の12月に結婚式をあげたときに持ったものです。「しばらく残せるように、そのままスワッグにできる花束を作ってください」とお願いして、12月の花でもあり私とラオスの活動に関係深い花でもある綿花を、ユーカリと一緒に束ねてもらいました。

ふさふさのユーカリ、ひとまずは寝室に吊っていますが、ブライダルブーケと同じようなテイストで自分でもスワッグを作ってみたいなとルンルンです☺️🎶あーでも、12月だしリースにしてもいいな、水引つけてお正月飾りみたいにしてもいいな、とあれこれ思案中。この時間が楽しいですね。

素敵なおすそわけをありがとうございました💐♥

布のカラーによって、シルバーパーツとアンティークゴールドパーツを使い分けながら制作しております。

しばらく簪にパールをつける作業を続けると、目がしょぼしょぼに…😵

マジェステのお問い合わせをいただくなかで、装着イメージをアップしていなかったことに気が付きました😂（ありがとうございました🙏）

付け方は本当に簡単！ひとつに結んで、髪ゴムの上にかんざしをグサッと通すだけです。この写真は、ポニーテールに髪を巻きつけて少しアレンジしています😊

小さめのケープは日常使いに、大きめのケープはお洒落したい日に。また、ラオスの巻きスカートをお持ちの方は似た色のマジェステを合わせると、ラオスの人たちがめちゃめちゃ褒めてくれます🥰

一つ前の投稿のマジェステ、残り一点のものも出てきました。お気軽にDMください💌

@theobaan_laos
#ラオス
#てしごと
#手織り布
#民族衣装
#ラオ族
#タイルー族
#モン族
#髪飾り
#マジェステ

【Instagram 限定販売　第1弾】

マジェステの種類が増えましたので、
本日からインスタ限定販売第1弾実施いたしまーす！

ラオスの民族衣装に使われる襟布「ケープ」を使ったマジェステです。
手織りの布を使い、ひとつひとつ手作りしています。
髪をひとつに結んでかんざしを通すだけ！難しいアレンジなしで、華やかに髪を飾れます。

※最後までお読みください※

1枚目～4枚目　1990円（税込）
5枚目　2750円（税込）

別途、送料・梱包手数料（お届け先1か所につき）　350円（税込）がかかります。

＜ご購入方法＞

①当アカウントのDMで、ご希望のマジェステをお伝えください。
在庫状況はコメント欄に記入していきますので、先にご確認ください。

②在庫の確認ができましたら、お支払いリンクをお送りいたします。

③お名前、お届け先をお伝えください。ご入金確認後に発送させていただきます。

ご質問・お問い合わせなど、お気軽にDMください。

もうこれ以上どうしようもないぐらいの大きさになった布たちですが、ここにも生産者さんたちの手仕事が宿っていると思うと捨てるのに躊躇してしまいます。もう少し大きな端切れは、ラッピングの際のリボンがわりに使っていますよ😊

便利道具を見つけて、革と布の穴あけにかかっていた時間が大幅短縮！そして私も肉体労働が減って作業効率さらにアップ。革用のナイフを使いこなすのにはもう少し時間がかかりそうですが、いろいろ試行錯誤しながら商品の質と生産能力を上げていきます！ロハスフェスタに向けてもうひと頑張り🦾🦾🦾

マジェステ、ひとつ作るのに結構時間がかかるのですが、いちばん大変な作業が最後のハトメ付け。

革はポンチを使えば簡単に抜けるのですが、布はそうはいかない。そして、賃貸で下の階もいらしゃるので、ガンガン力任せにハンマーを振り回すわけにもいかない。

インパクトドライバーにドリルをつけてやってみるけど、布の繊維が切れずに絡まって、布がひっぱられて柄が歪んでしまう。
でもある程度大きな穴を開けないとハトメが入らない。

試行錯誤した結果、革側から削れるだけインパクトドライバーで削って、リーマーで布側の穴をこじ開け、ハトメに繊維がひっかからないようにハンダで穴を溶かして（経糸に化繊が入っているので溶けて穴のまわりが固まります）さらにリーマーで広げてハトメ具を付けています。

リーマーとかハンダゴテとか、このあたりは中高生の頃のお道具箱から😹お化粧・お洒落よりも、ギターの内部配線をいじくり回したり、エフェクターを作るのが好きな10代でした…。

力作業でどんどん握力がなくなっていくので、他の作業と並行しながら休み休みやっております。

布を織ってもらっている場所とは掛け離れたメカメカしい机の上で生まれるマジェステ。最後にハトメを打ち付けないといけないのですが、これはハンマーを使うしかないので、前回はこの工程だけ実家の庭でやりました。今回はどうしようかなあ…。河原…とかでハンマー使っておまわりさん呼ばれたら嫌やしなあ🤔

ແຖວບ້ານ" ຍີ່ຫໍ້ຫັດ

ແຖວບ້ານ" ຍີ່ຫໍ້ຫັດຖະກຳພວກເຮົາໄດ້ຮັບໂອກາດອັນດີໆ ເຊິ່ງຂາຍຢູ່ປເທດຟະຣັງໃນເດືອນນີ້ ໂດຍ Support for Woman's Happiness ທີ່ເປັນໝູ່ຄະນະຂອງຍີ່ປຸ່ນ, ແປວ່າ "ການສະໜັບສະໜູນສຳລັບຄວາມສຸກຂອງແມ່ຍິງ". ຂໍຂອບໃຈທີ່ທຸກສິ່ງທຸກຢ່າງໃນການສ່ວຍເຫຼືອສະເໝີ 😊

ສິນຄ້າຂອງພວກເຮົາທີ່ໄດ້ຜະລິດຢູ່ບ້ານຈະຂົນໄປປະຣີ. ຂ້ອຍດີໃຈຫຼາຍທີ່ມີໂອກາດອັນໃຫຍ່ແນວນີ້ ແລະ ພວກເຮົາສາມາດມອບສະເໜໃຫ້ຄົນຟະຣັງ.

ປະຈຸບັນນີ້ຂ້ອຍພະຍາຍາມການຂະຍາຍການຂາຍເຄື່ອງຢູ່ໃນຍີ່ປຸ່ນ. ດ້ານໜຶ່ງ, ໃນຄວາມສາມາດຂອງຂ້ອຍ, ການຊອກຫາການຕະຫຼາດຢູ່ຕ່າງປະເທດແມ່ນຍັງມີຍາກຫຼາຍສຳລັບຂ້ອຍ. ແຕ່ຄໃນຄັ້ງນີ້, ໂດຍການສະໜັບສະໜູນຂອງໝູ່ຄະນະໃຫຍ່, ສິນຄ້າຫັດຖະກຳຂອງພວກເຮົາຈະໄປຟະຣັງ!ຂ້ອຍກໍຢາກໄປໂດຍຂຶ້ນຍົນນຳກັນກັບສິນຄ້າ😂

ຂໍໃຫ້ຂາຍດີຫຼາຍໆ
ຂໍໃຫ້ມີປະສົບຜົນສຳເລັດອັນໃຫຍ່ໆ
ຂໍໃຫ້ມີໝາກຜົນອັນຍອດຢ້ຽມເດີ

ラオスの生産者さんたちとわたしのブランド『テオバーン』の製品の一部を、特定非営利活動法人Support for Woman’s Happinessさまにお取り扱いいただいています。普段は北から南まで日本各地で行われている『ラオス展』に並べてくださっているのですが、次回のラオス展は海を飛び越え大陸を渡って、なんとパリでの開催だそうです！生産者さんたちとデザインしたサコッシュとトートバッグ、そして最近販売をはじめたマジェステ（髪かざり）をお取り扱いいただきます。

普段は関西を中心に様々なイベントに参加するなかで、すこしずつラオスの布の魅力をお伝えしていますが、こんな風にパリで販売の機会を頂けるなんて夢のようです。本当にありがとうございます！私も荷物に紛れてパリに行ってみたい～😂

まだ切れっぱなしで完成してないのに
可愛すぎてフライング公開😂💦

シルバー系にはシルバー系のパーツと真っ白コットンパール！
ビンテージゴールドのパーツを使用したものとは違った、
凛としたイメージになりそうです。

11月のロハスフェスタに向けて、マジ

11月のロハスフェスタに向けて、マジェステの制作を加速中です。
しっとりとしたダークブラウンの革を手織りの襟布の裏面に貼って、ひとつひとつ仕上げていきます。

まだまだ種類を増やしていきますが、おかげさまで終売のものも出てきています。
生産者さんから貰ってきた襟布には一点物のものもありますので、気になるものがあればお早めにご連絡ください☺️

9月10日・11日　織りに出逢う旅vol.2 @滋賀県米原市
無事に終了いたしました。

一緒に南部を旅し、そして今回のイベントのために広島から駆けつけてくださった @thiplaohandicrafts
ラオスランチの提供で五感を通じたラオス体験の場づくりに協力してくれた母　@twotwo_gohan
今回も何から何まで大変お世話になった @rova.1_1 @rokka_a.i　さま
そして会場にお越しいただいたすべての皆様、心より御礼申し上げます。

今回私たちがはちゃめちゃ南部旅でおさめてきた「今のラオス」の動画上映、
手織り布でくるみボタンを作っていただける体験コーナー、
ラープ、ピンガイ、タマフンが楽しめるラオスランチ、
ラオス各地の布や雑貨の展示販売と、盛りだくさんでお送りした二日間でした。

遠方から、またとんでもない土砂降りの中たくさんの方にお越しいただいただけでなく、「去年買ったものこんな風に使ってるよー」と教えていただいたり、私が書いた支離滅裂の老南街道膝栗毛の感想を教えていただいたりと、「ああ、2回目やらせてもらってよかったなあ・・・」と、しみじみ噛みしめております。

ラオスのハンディクラフトたちを通じて、世界のニュースやテレビ番組の海外ロケでラオスが特集されていたら「ピピッ！」と興味のアンテナが動くようになったり、「ラオス産」という文字を見たときに自然に手に取っていただけるようになったり、わたしの活動を通じてちょっとだけ「ラオス」を意識していただけるようになっていただければ、もう言うことありません。海の向こう側の、4000km離れた東南アジアの小さな国が近くに感じられるように、これからも生産者さんたちと精進いたします！

来年ぐらいに、「織りに出逢う旅　vol.3」のお知らせができますように。
また米原でお会いできるのを楽しみにしております❣

ありがとうございました😊🇱🇦

織りに出逢う旅 vol.2　いよいよ明日からです！

『織りに出逢う旅　Vol.2』の会場は、レンタルスペースROVAさんです。
国道21号線ぞいの「梓河内」の信号を名神高速側と反対方向に入っていただくと、目の前に「Rokka（六珈）」さんというカフェがあります。
Rokkaさん横の脇道を入っていただくと、裏手にもうひとつ別の建物があり、レンタルスペースRovaさんはそちらの1階にございます。
駐車場はRokkaさん・ROVAさん共用ですので、Rokkaさん裏手の駐車場をご利用ください。

また、母ランチ（@twotwo_gohan）はお席に限りがございますので、インスタのDMよりご予約いただくと確実です。
ラオスに行ったら必ず食べるハレの日のお料理、「ラ」から始まる”例のやつ”をご提供予定です。名前を聞いただけでカオニャオこねこねしたくなりますね！
大阪のタイ食材店でホムデン（シャロット）、プリック（日本のより辛い唐辛子）、バイマックル（コブミカンの葉）など、普段はあまりお目にかからない食材をいろいろ仕入れてきました。
展示と合わせて、五感でラオスを楽しめるスペシャルセットになっております。ご予約はお早めに！

忘れないうちに大切なことを書いたところで、今日は、イベントをご一緒するthiplaoのさおりさんが広島から車でかけつけてくださり、会場内の設営をしてきました！
マーケティングの本かなにかで「一番の顧客は同業者」なんて言葉を見たことがありますが、thiplaoさんの商品がかわいすぎてあやうくお買い物モードに入るところでした。あぶないあぶない！
隊員時代、私は地方で特産品の販売促進を、さおりさんは首都でPCインストラクターをと異なる分野で活動をするなかで、同じラオスで過ごした協力隊であっても全くちがう、ひと・もの・ことに出会ってきました。
それぞれに特別な経験があり、いろんな角度からラオスを見ているんだなと今回の旅行で感じましたし、だからこそこうして色とりどりの商品たちが揃ったのだと思います。
わたしたちと一緒に、いろんな「ラオス」を楽しんでいただければ嬉しいです。

-----------イベント情報-------------

織りに出逢う旅 vol.2
〜東南アジア・ラオスの生活を彩る織布と
豊かなひと・くらしに出逢う2日間〜
日時：2023年9月10日（日）・11日（月）11:00-16:00
場所：ROVA（生活雑貨とコーヒー　六珈　イベントスペース内）

【イベントページ】
https://fb.me/e/1gpFciO2m
#滋賀イベント #米原イベント
#Laos #ラオス #アジア雑貨　
#てしごとのある暮らし
#手織 #草木染め #藍染め #ハンディクラフト　
#rova #生活雑貨とコーヒー六珈
#rokka #twotwo
#thiplao #theobaan

織りに出逢う旅　番外編②ハノイの悪夢

ハノイでの食べ歩きはとっても満足で、「は～おいしかった💛」と幸せな気持ちで帰路につくはずでしたが、実は3日目（13日）にはもう「台風で関空が全く機能しなくなる」ことが確定していました。
もともとのフライトは15日1：20発だったので、14日の晩には空港に行っているはずだったのですが、ここから色々と予定が崩れてゆきます・・・。

＜14日＞お昼ごろ航空会社のオフィスに直接行って「日本が空港閉鎖確定してるけどチケット振替の連絡がないが、これからどうなりますか」と聞くと、「ここでは分からない、エコノミーよりひとつ上のランクのチケット買ってくれてるからフライト変更はできるけど、自己都合になるから差額分の支払いが必要。」とのこと。オフィスの方自体はとても丁寧な対応で、「まあ窓口でできること限られるもんな～」とゆとりのある心で納得して一旦市街地へ。
そのあと18時ごろにフライトのリスケが確定し、15日のお昼の便になりました。ホテルはフルブッキングで延泊できなかったので、60kgの荷物とともに近くのホテルへ宿替え。
マーガリンで揚げ焼きにした世界一体に悪いBBQをコーラで流し込んで元気出そうとしてみたりしましたが、途中からえらい土砂降りで、オープンエアーで一人BBQしていた雰囲気が台無しです。

＜15日＞満を持して空港へ。チェックインを済ませ、保安検査を終えて、優雅にラウンジを楽しんだあとゲートで待機していました。しかし、予定時刻の13：40になってもチェックインは始まらず。50分後の離陸時間になっても何のアナウンスもなく、掲示板の「Check in closed」がしれっと「canceled」になってザワつき始めます。
後発のベトナム航空が別ゲートになり、乗るはずだったゲートは高雄行きに変わり、いよいよ「Canceled」の文字だけが信じられる情報になったころ、16：15にようやく職員が来て案内をはじめます。チケットをもいでゲートをくぐり、そのままボーディングせず入国時保安検査場に回されて到着ロビーへ。私はたまたまプロモーションで半額になっていたビジネスクラス（とは程遠いけど）のチケットだったので優先的に荷物が出てきました。受け取った瞬間、空港にある航空会社のカウンターへ直行。「今夜の便は欠航。絶対に飛ばない。明日の同じ便で大阪に行くか、今夜の便で成田に行くか選んで」と言われました。究極ゥ！成田を選んで半日早く日本に着いたって、新幹線も在来線も計画運休してて意味ないし、お金かかるだけやし、それならもう・・・ハノイで待つよ・・・。

と、24時間空港待機を選び、成田便で日本に帰る女性と充電スペースでお喋りしたり、バーガーキングで景気づけしたり、技能実習生のベトナム人グループと情報交換したり、その人たちが美味しいと言ってたフォーを食べに行ったり。同じ境遇の人たちでゆるっと出来上がったコミュニティを楽しんでいると、「16日の朝6時台の便に振り替えになりました」というメールが届きました。もう何が正しい情報なのかわからないので、好きにしてください。

＜16日＞結局、夜中の3時ごろからチェックインが始まり、60kgの荷物からようやく解放されて、再度保安検査場を通ってターミナルへ。もう一度ラウンジバウチャーを貰えたのでルンルンで向かうと、夜中なので閉まっていました。気分だけ上げられるのが一番メンタルに来る。どっと疲れてゲートに向かい、搭乗時間まで爆睡、満を持してビジネスクラスの一番前の席に乗りましたが、一番前の席だけ肘置きが固定で横に慣れない。後ろの席はガラガラで、スタッフと思われる人たちが肘置きをあげて贅沢に寝てる。席変わってほしいなんて言えませんでした。

そんなこんなで寒さに震えながら気絶したように眠り、無事、16日のお昼すぎに関空に到着し、神のような友人夫婦により荷物と一緒にドナドナされて自宅まで送ってもらえましたとさ。めでたしめでたし。

この旅での大切な学びです。
①重要なのは、時間と心とお金のバッファ、そして”ソークディー（幸運）”
②雨季の陸路移動はソークディーも抗えないので計画しない
③航空会社の補償が薄いなら旅行保険はちょっとええのに入っておくのが吉
④ホテル予約サイトのSEOに気を付ける
⑤どうにもならないトラブルのときは誰も悪くないので、とりあえず延びた滞在時間を楽しめるだけ楽しむ
ご参考になれば幸いです。

-----------イベント情報-------------

織りに出逢う旅 vol.2
〜東南アジア・ラオスの生活を彩る織布と
豊かなひと・くらしに出逢う2日間〜
日時：2023年9月10日（日）・11日（月）11:00-16:00
場所：ROVA（生活雑貨とコーヒー　六珈　イベントスペース内）

【イベントページ】
https://fb.me/e/1gpFciO2m
#滋賀イベント #米原イベント
#Laos #ラオス #アジア雑貨　
#てしごとのある暮らし
#手織 #草木染め #藍染め #ハンディクラフト　
#rova #生活雑貨とコーヒー六珈
#rokka #twotwo
#thiplao #theobaan

織りに出会う旅　番外編①ベトナムへ

ラオスでの思い出をバックパックとスーツケースとリュックにパンパンに詰め込んで（この時点で50kg以上）向かった先は、ベトナムの首都ハノイです。
twotwoさんのランチで出てくる、分かる人にはわかる”例のネコ”と手刺繍のコースター、せっかくのコラボイベントなので気になっている方に手に取っていただけたらなあ...と思い仕入れのために立ち寄りました。
手刺繍コースターはルアンパバーンで仕入れたので、あとは”例のネコ”をハノイで仕入れるのみ。

11日の夜にハノイに到着して向かったホテルは、予約サイトでレートが良かったからそこを選んだのですが、掃除が嫌いな私でも身構えるぐらい掃除されていません。
寝れない夜を過ごして（実はこの旅2回目）、翌朝体中をぼりぼり搔きむしり、目も鼻もぱんぱんに腫れてくしゅんくしゅんクシャミしながら別のホテルに移動しました。
ＳＥＯにまんまとやられた感があります。くやしいです。
移動後のホテルは、お手頃ですがフレンドリーで、部屋も綺麗でものすごくよかったので、次回からここを利用したいと思います。
こうやって良いところを見つけられると、次回からは安心して来れるのでありがたいですね。

さてさて、”例のネコ”を手に入れたあとは、前回の旅行で行って最高だったところをリピート、行きたかったけど未消化に終わったところもひたすら攻めました。
間のカフェは書いてないところもありますが、今回のハノイ食べ歩きはこんな感じでした。
1日目　ブンチャーフォーリエン、カフェフォーコー、マロウ、Pizza 4P's（1回目）、ナイトマーケット
2日目　フォーティン、soie、Hien Minh Tea House、Pizza 4P's（2回目）、
3日目　ブンチャーフォーリエン、Thuong Tra Quan、Era、Eggyork

Pizza 4P'sさんは日本人経営のイタリアンで、2014年に初めて訪れたときから、ベトナムに行くたびに2回必ず行っているぐらい大好きなお店です。
今回も安定の美味しさ、期待を裏切らないどころかちゃんと超えてくるから最高なのです。
そして今回の”良い出会い”は、一人旅の時間を1億倍豊かにしてくれるベトナム茶の専門店でした。
大都会の喧騒からワープしたような隠れ家的な場所で、鉄瓶がちりちりと鳴る音を聴きながら蓮の花の香りのお茶を楽しむ。
お菓子は名前がよくわからなかったのでお店の人のおすすめをお願いしたところ、干したロンガンや、ピーナッツを飴で絡めたやつ、落雁など、絶対おいしいに決まっているものが出てきました。
半個室になっている部屋に時折遊びにくる従業員のお子さんがお茶を淹れるのを手伝ってくれたあと、お茶を好きなだけおかわりしながら旅を反芻して、たまっている写真を現像したり、この文章をぼちぼち書き始めたり。
私はベトナム語はまったくなので、コミュニケーションを楽しむことはできませんが、こうして『一人を楽しむ』時間というのはそういう状況のほうが作りやすくて、こういう旅ももっといろんなところでやってみたいなあと新たな気づきも得られました。
とはいえ、ハノイは食のコンテンツだけでこんなに楽しいんだから、コミュニケーションも楽しめるようになったらもっといいのになあ。

ああ、なんて美しい時間だったんだろうと心満たされて旧市街地を歩いていると、LCCから一通のメールが届きました。
「台風のため今晩のフライトはキャンセルされ、明日の昼に変更になりました。」

ここからが悪夢の始まりでした😘

-----------イベント情報-------------

織りに出逢う旅 vol.2
〜東南アジア・ラオスの生活を彩る織布と
豊かなひと・くらしに出逢う2日間〜
日時：2023年9月10日（日）・11日（月）11:00-16:00
場所：ROVA（生活雑貨とコーヒー　六珈　イベントスペース内）

【イベントページ】
https://fb.me/e/1gpFciO2m

ランチはご予約いただくとスムーズにご案内できます！
こちらまで　@twotwo_gohan

織りに出会う旅⑪さよならラオス首

織りに出会う旅⑪さよならラオス

首都に戻ったのが8月9日昼、ハノイへの便は11日の夜ということで、出発までは大変あわただしく過ごしました。
会いたい人に会ったり、買い足りないものを買ったり、10日ぶりの日本食を味わったり、新しい仕事に向けて教科書の印刷局や本屋さんをまわったりとあれこれ用事をしていると、首都での時間の流れは村に居るときとは全然違うように感じられます。
一緒に南部を旅し、そして9月10日・11日のイベントを共にするさおりさんと再会を果たし、バスで日帰りタイ旅行にも行くことができました。
首都ビエンチャンを流れるメコン川の向こう側の「ノンカイ」という街です。
隊員時代は、川沿いに見える町明かりを眺めながら、ピンカイ（焼き鳥）や、日本から持ってきた貴重なホタルイカの一夜干しをライターで炙って食べたりしたものです。（私は下戸なのでソーダウォーターですが）

さて、そんな中訪れた、ラオスでの最後の大仕事。それは、村から預かってきた商品や、南部旅・北部旅で出会った布、かわいい小物たち、お土産、ヤードム（タイの嗅ぎ薬、すーすーします）やスイカ味のタブレット、教科書やなんやと、この約1か月で増えた荷物を全部送ることです。
郵便局で箱を用意してもらい、ひとつひとつ確認しながら詰めていってもらいます。
受付はみんな女性。「これどこで買ったん？」「綺麗な服やね！」なんて褒めてもらってキャッキャしながら楽しい時間を過ごしました。

わたしは、新型コロナウイルス感染症の最初のパンデミックのときラオスに居ました。
あの時、何がなんだか分からないまま「明日の夜の便で帰国」という突然降ってきたタイムリミットに向けてばたばたと準備し、最低限のものだけ持って日本に帰って、1年間待って待って待ちまくって、ラオスに戻りました。
そこから半年間の活動を終えた3月初旬、村で「よくそんなに泣けるな」と言われるぐらい泣いて上京し、1週間ほど所用を済ませ、とうとう日本に帰るという日。
当時まだ義務付けられていたPCRの陰性証明を見て帰国を実感し、ああ帰りたくない、ずっとここに居たいと思いながら、歩きにくいがたがたの歩道を一歩一歩踏みしめながら散歩しました。
あちこちで鳴るクラクション、ごちゃごちゃぐるぐるの電線、お寺の前に積もった落ち葉すら愛おしい。普段は怖い野犬ですらちょっとかわいく見える気がする。
乾季本番のうだるような暑さと甘ーいマンゴーを待たずに帰るんだな、今度来るときはどんな季節なんだろう、次はいつ来れるんだろう、そんな風に考えながら帰りました。
そして、そこから2週間の隔離期間が明けてすぐ、開業届と婚姻届を同じ日に提出して、今に至ります。

そんなことを思い出しながら、同じ道を散歩しました。歩きなれた街は同じように愛おしいけど、私はまたすぐここに戻ってきます。
ああ、あの時、ラオスを過去にしてしまわないうちに次の点が打ててよかったなあ。あとは次の点が見つかるまでがむしゃらにやってみるだけやなあ。今はそう思いながらやっています。

書いているあいだもラオスにいきたくてたまらない私です。
私が、いえ、私たちが大好きな”ラオス”を、感じていただける二日間になりますように。

-----------イベント情報-------------

織りに出逢う旅 vol.2
〜東南アジア・ラオスの生活を彩る織布と
豊かなひと・くらしに出逢う2日間〜
日時：2023年9月10日（日）・11日（月）11:00-16:00
場所：ROVA（生活雑貨とコーヒー　六珈　イベントスペース内）

【イベントページ】
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長文続きなので、箸休め。ラオスの

長文続きなので、箸休め。

ラオスのタラート(市場)で見られるナンヤコレ食材コレクション。

何か分かりますか？？？

一番目は日本でもよーーーく食べる、あの果物の花です❀

二番目は、水牛の皮！まだ毛がついてます。このまま食べるわけではありません☺️

9・10番目は私もまだナンヤコレなやつです😋

織りに出会う旅⑩8月8日のバーシース

織りに出会う旅⑩8月8日のバーシースークワン

前回も書いた通り、村での滞在中はずーっと大雨。できたこともあれば、できなかったこともあります。
本当は生産者さんの娘に今回作ったヌンサバイシリーズを着てもらって、大自然の中で写真も撮りたかったし、生産者さんたちの様子を写真やビデオに収めておきたかったのですが・・・。
なかなかうまくいかないものです。
田んぼが忙しい時期と、雨季ど真ん中は外したほうがいいというのは今回の学びです。
とはいえ、ハイシーズンは航空券もホテルも高いし、12月・1月は朝晩冷え込むからシャワーが辛いし、行く時期は難しいですね。

生産者さんの家では9泊10日お世話になりました。
出発前日、朝から2羽の鶏を絞めて掃除してくれていて、「ああこれは、きっと私のバーシーのためだな・・・。」と思いながらその様子を撮影しました。
手際よく羽を毟り、中身を出して、食べられる部分と捨てる部分に分けて・・・、私にはできないことをいとも簡単にやってのける。
「まなみ、できひんのか？」「やったことはあるけど、一人では無理」「鶏は買ったやつより、こっちのほうが美味しいで。化学薬品使ってないから、タマサート（自然）の味がする」
ラオスの人たちは「タマサート」という言葉が大好きです。布の材料や染料もそうですが、食材も、家畜を育てる餌も、なんでも「タマサート」であることに誇りを持っているように感じます。

さて、先ほど書いた「バーシー」とは、正式名称「バーシースークワン」、精霊への捧げ物という意味をもつラオスの伝統的な儀式です。
旧正月や結婚式、旅に出るとき、大きな病気をしたあとなど、人生の節目にみんなで集まって、マークベンと呼ばれる祭壇を囲み、マークベンのてっぺんから放射状に伸びる綿紐をみんなで持ってお祈りします。
”モーポン”と呼ばれる祈祷師が、仏教とヒンドゥー後が混ざったお祈りの言葉をささげた後、みんなで手首にひもを結び合いながら祝福の言葉を伝えていきます。
今回は私がゲストのバーシーだったため、私が日本に無事に帰れるように、そして皆で作った製品が日本で売れるようにとの祈りを込めて、近くの村にある生産者さんの旦那さん一家でバーシーをしてもらいました。
前回、夫と一緒に新婚旅行で訪れたときのバーシーは村長さんがモーポンをつとめてくださったのですが、今回は旦那さんのお父さん。
「おじいさんもこの村の村長なの？」と聞いたところ、「出家したら勉強することなんやで」と教えてくれました。
おじいさんがお祈りの言葉を静かに始めると、それまでワイワイ準備していた皆が静かにマークベンのまわりに集まります。
ああ、これが終わって皆でご飯を食べたら、私はまた村とバイバイなんだな・・・と涙がこみ上げそうになります。

生産者さんの家でのバーシーはこれが3回目。1度目は私が協力隊として赴任し、コロナでの1年間待機を経て再赴任した最後。あの時は頭が取れそうなぐらい泣きました。
2回目は今年2月の夫との新婚旅行。あったかくて、嬉しい気持ちになりました。
そして今回のバーシーは、「いっぱい売って、すぐ帰ってくるからな！また、ああでもないこうでもない言いながら商品開発しような！」のバーシー。
朝絞めた鶏を手にのせて、卵やもち米、お金も握らせてくれて、両手にたくさんの綿の紐を結んでもらいました。皆からの温かい気持ちを受け取って、私は日本に帰ります。
ナマズのゴイパーが美味しかったなあって反芻しながら、祭壇を枕元に置いて眠りにつきました。

翌朝、私が来た日には刈り取られてチョンチョンだった空芯菜が、天に向かってまた力強く伸び始めていました。
今まで9日間まったく見なかった晴れ空の中、大量の商品たちを積んでいざ首都へ！

-----------イベント情報-------------

織りに出逢う旅 vol.2
〜東南アジア・ラオスの生活を彩る織布と
豊かなひと・くらしに出逢う2日間〜
日時：2023年9月10日（日）・11日（月）11:00-16:00
場所：ROVA（生活雑貨とコーヒー　六珈　イベントスペース内）

【イベントページ】
https://fb.me/e/1gpFciO2m

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